Tamayama Tetsuji News - 玉山鉄二

Saturday, June 11, 2011

西田敏行ら除幕「星守る犬」ハッピー像



左から滝本智行監督、西田敏行、玉山鉄二、原作の村上たかし氏
左から滝本智行監督、西田敏行、玉山鉄二、原作の村上たかし氏

 俳優西田敏行(63)と玉山鉄二(31)が7日、映画「星守る犬」(11日公開、滝本智行監督)のロケ地、北海道名寄市に建立された秋田犬の石像「ハッピー像」の除幕式に出席した。ハッピーは劇中、西田演じる「お父さん」と旅をし、お父さんが孤独死した後も寄り添い続けた。名寄市民が「この映画の軌跡を残したい」と寄付を募り、名寄市立天文台「きたすばる」の玄関前に、高さ145センチ(台座込み)、幅70センチ、製作費45万円のハッピー像を製作した。

 ハッピーが空を見上げる姿で、夏は七夕のおりひめ(ベガ)が見える方角を見ている。西田は「ハチ公と同じ秋田犬のハッピーもカワイイね。待ち合わせ場所になってほしいし、七夕の星のように年に1度、会いに来たいですね」とハッピー像をなでた。

 また、映画でお父さんとハッピーが最期を迎えた場所「ふうれん望湖台自然公園」にも西田と玉山の手形が刻まれた記念碑が建てられた。こちらも市民の寄付で製作費は80万円。ロケ地に2つの軌跡が残り、西田は「10年後に、山田洋次監督が選んだ日本の名作100本に入ると思います」と笑わせ、西田とともに名寄の観光大使に就任した玉山は「どこへ行こう、あそこに寄ろう、名寄」というキャッチコピーを披露した。

 [2011年6月8日9時17分 紙面から]

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